社会のレールに乗る危険性を説明する。
義務教育を9年受け、高校を卒業後
まともに将来を考えている家庭や子どもであれば大学受験をすることでしょう。
そして有名大学に入学する。
そこで4年学生生活を楽しみ就活をし、
それからただひたすら目の前の仕事に忙殺される。
これが社会のレールというものです。
みんなみんなこのルートを行きます。
これから私がこの社会のレールに乗って生きていくことの危険性について説明します。
義務教育の9年間と高校の3年間は、
正解が決まっていて、それを公式通りに解いていくことを教えられ、毎日学校と呼ばれる場所へ皆同じ服を着て行きます。先生の言うことや親の言うことはただしいと教えられます。
正解を公式通りに導くという「勉強」を親からまたは先生からやりなさいやりなさいと毎日のように言われるでしょう。
学校を遅刻すると罰則があり、課題を出さなければまた罰則があります。
そして子どもながら将来のことを考え、
大学に行かなければならないと勉強を頑張ります。合格後はまた4年間学校に行きます。
ここの時点でもう20歳です。
自らの手で社会で生き抜く術を教えられずに社会では大人という責任ある存在として扱われます。
しかし大学でも学問を教わりますが、
将来をどのように生き抜いていくかということは教えられません。
その後就活をし、競争し、企業に入社します。
今まで親や先生に言われたことを覚え実践することを教えられきたので、最初は戸惑うことでしょう。自分である程度考えるということを当たり前に求められてしまいます。
そのような戸惑いは過ぎ去り、会社の中では地位も得てきましたが、現代はどんな大企業でも倒産する可能性があります。倒産しかけた企業は社員を末端からリストラしていきます。
どんな会社でも倒産する可能性があり
どんな社員でもリストラされる可能性がある。
そのようなリスクいっぱいの世界に行くため、
私達は小さなころから「勉強」というものを頑張ります。
今リストラされてはなかなか転職出来ません。
年をとれば取るほど困難を極めます。
もし今のあなたに家族がいたら?
愛する子どもがいたら?
その人たちはどうなってしまうのでしょう。
会社から追い出され、社会から追い出されたあなたは家族を幸せにしていけるでしょうか?
今の日本の義務教育や教育制度では、
将来のあなたの幸せになるか否かを「会社」という存在に全て託すというものとなっています。
会社に属さず自分の手で生きるということは、
他の人とは違うことをするということ。
自分の頭で自分の仮説と答えをだし、
何が正解かもわからない世界で生きることなのです。
それなのに、皆と同じ服を着て、皆と同じ場所で同じ勉強をし、同じような生き方をして、あなたが一生幸せに生き残っていけますか?
世の中の大半の人は生活が苦しく、幸福度も低く、心を病んでいます。それか、そのことにすら気づかないのです。
これが当たり前なのだ。と
この社会のレールに乗らない選択をしようとすると、あなたは多くの人からバッシングされるでしょう。
「馬鹿じゃないのか。現実を見ろ」
こう言われてしまいます。
日本という国は新たなことに挑戦する人を馬鹿にする習性を持っています。みんな同じように苦しみ、耐えていきたいのです。それなのにあなただけ脱出しようとするなんて許せないのです。
あなたはこれまで社会のレールの中で生きてきて、これからどのように生きていきますか?
あなたの人生は他の誰のものでもなく、
あなたのものなのです。